おふくろさん

曖昧さ回避 この項目では、森進一の楽曲について説明しています。日本テレビで放送されたテレビドラマについては「おふくろさん (テレビドラマ)」をご覧ください。
おふくろさん
森進一シングル
初出アルバム『旅路』
B面 小鳥と少年
リリース
ジャンル 演歌
時間
レーベル ビクター
作詞・作曲 川内康範(作詞)
猪俣公章(作曲)
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間13位(オリコン
  • 1971年度年間50位(オリコン)
  • 森進一 シングル 年表
    慕情〜天草の女〜
    1971年
    おふくろさん
    (1971年)
    火の女
    (1971年)
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    おふくろさん』は、1971年5月5日に発売された森進一の20枚目のシングル。

    解説

    • 前作シングルの「慕情〜天草の女〜」に引き続き、LP『旅路』からのシングルカットである。
    • 作詞は川内康範による。本作を制作することとなった経緯を、生前川内は著書「おふくろさんよ 語り継ぎたい日本人のこころ」にて綴っている[1]

    収録曲

    1. おふくろさん(3分39秒)
      作曲・編曲:猪俣公章
    2. 小鳥と少年(3分31秒)
      作曲:平尾昌晃/編曲:小谷充

    歌碑

    下甑島に設置された歌碑

    その他

    • 本作は元々アルバムの中の一曲であった。だがアメリカ公演で歌った際、現地に住む日本人客がみな涙するのを見た関係者がこれに手応えを感じ、後にシングルカットされ大ヒットとなった。
    • アニメ『元祖天才バカボン』のエピソード「母をたずねて三千円」でも同じタイトルの歌が流れていたが、本曲とは全くの別物であり、歌詞も曲もオリジナルであった。
    • コンサートなどで披露されていた、保富康午補作の改変版に川内が激怒し、森の対応の不手際もあって両者の関係が断絶。2007年、「おふくろさん騒動」としてマスコミを騒がせた。結局、関係が修復しないまま、翌年川内が死去。森はこの曲の歌唱を封印せざるを得ない状況に陥ったが、後に川内の長男である飯沼春樹の許可を得て、2008年11月に(改変版でないオリジナル版の)歌唱が可能となった[5]

    脚注

    1. ^ 川内康範『おふくろさんよ 語り継ぎたい日本人のこころ』、2007年12月20日 マガジンハウス刊 ISBN 9784838718306
    2. ^ 『おふくろさん』歌碑除幕式と記念コンサート行われる森進一公式ウェブサイト
    3. ^ フジフイルム CMギャラリー[リンク切れ]
    4. ^ 吉幾三「おふくろさん歌わせて」、スポニチ Sponichi Annex、2007年3月2日付。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    5. ^ ““正義の味方”川内康範さんが死去”. 日刊スポーツ (2008年4月8日). 2023年10月17日閲覧。

    関連項目

    シングル
    1960年代

    女のためいき - 東京みれん - 女の波止場 - 女の酒場 - 女の岬 - 命かれても - 盛り場ブルース - 湯の町の女 - 花と蝶 - ひとり酒場で - 年上の女(ひと) - 港町ブルース - おんな - 花と涙

    1970年代

    恋ひとすじ - 波止場女のブルース - 銀座の女 - 望郷 - 慕情〜天草の女〜 - おふくろさん - 火の女 - 流れのブルース - 波止場町 - 旅路のはてに - 放浪船(さすらいぶね) - 夜の走り雨 - くちべに怨歌 - 冬の旅 - 襟裳岬 - さらば友よ - 北航路 - 湯けむりの町 - 女がひとり - 別れの接吻 - あゝ人恋し - 故郷 - つくり花 - さざんか - 雨の桟橋 - 夜行列車 - 東京物語 - 甘ったれ - 林檎抄 - 雪よおまえは - きみよ荒野へ - 新宿・みなと町

    1980年代

    酒場舟 - 涙きらり - 恋月夜 - 夢という名の女 - 東京みなと - 命あたえて - それは恋 - 哀愁航路 - 男の真情 - 冬のリヴィエラ - 紐育物語(ニューヨーク・ストーリー) - モロッコ - 冬桜 - 待たせたね - 人を恋うる唄 - 北の螢 - 昭和流れうた - 女もよう - サマータイム - わが故郷は心のふるさと/止まり木のブルース - ゆうすげの恋 - 十六夜舟(いざよいぶね) - 男ばなし - 悲しいけれど - 挽歌の街から - 京都去りがたし -冬の桑港(シスコ) - 指輪 - うさぎ - 夢をつづけて

    1990年代

    移り香 - 風のエレジー - 酒無情 - 泣かせ雨 - 愛しい人よ - 悲しい歌が流行ります - 劇場の前 - わるいひと - 夢をかざって - ふたり坂 - うそつき - 土俵の鬼 - 泣きむし東京 - ひとすじの白い道 - 女恋港 - 悲しみの器 - 薄雪草 - 夜の無言(しじま) - 北のふるさと - ライラ ライ - 女心 - 女の愛 - 昭和最後の秋のこと - 語りかけ - 裏切り

    2000年以降

    ウィスキー色の街で - 終列車 - 雨の空港 - セピアの雨 - 運河 - しあわせのうた - 哀の河 - 狼たちの遠吠え - じゃがいもの唄 - さらば青春の影よ - はな - たずねて小樽 - 人生ひたすら - 女の恋 -波止場 - ゆらぎ - 眠らないラブソング/道標 - 八甲田 - 女坂 - 富士山

    アルバム(一部)

    影を慕いて - Love Music

    その他の楽曲
    所属事務所・レコード会社

    森音楽事務所(現) - 渡辺プロダクション(旧) - ビクターエンタテインメント

    関連人物
    カテゴリ カテゴリ
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    (2019年 - )
    注釈

    第1回から第10回までは制定なし。第12回 は発表なし。第32回から第34回までは演歌・歌謡曲、ポップス・ロックの2部門に分けて発表
    (ただし第32回に限り演歌・歌謡曲、ポップス、ロックの3部門に分けて発表した)。