アッティカ十大雄弁家

演説をするデモステネスの絵(ジャン=ジュール=アントワーヌ・ルコント・デュ・ヌイ画)

アッティカ十大雄弁家(アッティカじゅうだいゆうべんか)とは、古代ギリシア古典期を代表する10人の雄弁家(英語版)弁論家)およびロゴグラポス(演説作家)たちのこと。

構成

ビュザンティオンのアリストファネス(英語版)サモトラケのアリスタルコスが編纂した『アレクサンドリアのカノン(フランス語版)』の中には、以下の10人が含まれていた。

その弁論は後に、アッティカ主義(英語版)と呼ばれる修辞学運動を起こした。

プルタルコスの著作として、『十大雄弁家列伝』が伝わる(『モラリア(英語版)』所収)[1]カイキリオスにも同様の著作があった。

脚注・出典

  1. ^ プルタルコス「十大弁論家列伝」-『モラリア 10』伊藤照夫訳、京都大学学術出版会西洋古典叢書〉、2013年 ISBN 9784876982868

関連項目

外部リンク

  • Lives of the Ten Orators, translated by H.N. Fowler