アリゾナ州下院

アリゾナ州下院
アリゾナ州第56議会(英語版)
紋章もしくはロゴ
種類
種類
任期制限4期 (8年)
沿革
新会期開始日
2023年1月9日
役職
議長
ベン・トマ(英語版) (共和党)、
2023年1月9日より現職
仮議長
トラヴィス・グランサム(英語版) (共和党)、
2021年1月11日より現職
多数党院内総務
レオ・ビアシウッチ(英語版) (共和党)、
2023年1月9日より現職
少数党院内総務
ルーペ・コントレラス(英語版) (民主党)、
2023年6月21日より現職
構成
定数60人
院内勢力
多数党
  •   共和党(英語版) (31)

少数党

  •   民主党(英語版) (29)
任期
2年
権限アリゾナ州憲法(英語版)第4条
歳費・報酬2万4000ドル/年 + 日当
選挙
前回選挙
2022年11月8日(英語版)
(60議席)
次回選挙
2024年11月5日
(60議席)
選挙区改正アリゾナ独立選挙区改正委員会(英語版)
議事堂
85007 • アリゾナ州フェニックス
ウェスト・ワシントン・ストリート1700
アリゾナ州会議事堂下院議場
ウェブサイト
Arizona House of Representatives

アリゾナ州下院Arizona State House of Representatives)は、アメリカ合衆国アリゾナ州の州議会であるアリゾナ州議会(英語版)下院である。下院はフェニックスにあるアリゾナ州会議事堂の議場に招集される。議員は2年任期で選出され、多選制限は連続4期(8年)までである。アリゾナ州で30ある選挙区ごとに下院議員2人と上院議員1名が割り当てられ[注釈 1]、それぞれの選挙区の人口は20万3000人以上である[1]

最新の選挙(英語版)は2022年11月8日に実施され、共和党(英語版)が2議席差で過半数を確保した。

アリゾナ州下院の指導者

下院議長は多数党院内総務、多数党院内総務補佐、多数党院内幹事と共に多数党党員集会により選出される。下院全体として下院議長および首席書記官を確定する下院決議案を可決する[2]。下院議長は議長職を務めるだけでなく、最高指導者の地位にあり、法案の流れや委員会の割り当てを管理する。立法権以外では下院の全職員の雇用、解雇、報酬を変更する権限が与えられている[2]。下院議長は下院に請求される全ての経費について最終的な全権限を有し、さらに下院の経費会計の承認する責任者でもある。招集党は非公開の党員集会で少数党院内総務、少数党院内総務補佐、少数党院内幹事を選出する。

指導者

地位 名前 政党 居住地 選挙区
議長 ベン・トマ(英語版) 共和党 ピオリア 第27選挙区
仮議長 トラヴィス・グランサム(英語版) 共和党 ギルバート 第14選挙区
多数党院内総務 レオ・ビアシウッチ(英語版) 共和党 レイクハバスシティ 第30選挙区
多数党院内幹事(英語版) テレサ・マルティネス(英語版) 共和党 カーサグランデ(英語版) 第16選挙区
少数党院内総務 ルーペ・コントレラス(英語版) 民主党 キャッション(英語版) 第22選挙区
少数党院内総務補佐(英語版) オスカー・デ・ロス・サントス(英語版) 民主党 フェニックス 第11選挙区
少数党院内幹事(英語版) メロディ・ヘルナンデス(英語版) 民主党 テンピ 第8選挙区
ナンシー・グティエレス(英語版) 民主党 ツーソン 第18選挙区

構成

Midpoint
31 29
共和党 民主党
時期 政党
(網掛は多数党を示す)
合計
共和党(英語版) 民主党(英語版) 空席
第52議会閉会時、2016年11月 36 24 60 0
第53議会開会時、2017年1月 35 25 60 0
第53議会閉会時、2018年11月
第54議会開会時、2019年1月 31 29 60 0
第56議会開会時、2023年1月 31 29 60 0
2023年4月12日[注釈 2] 30 59 1
2023年5月5日[注釈 3] 31 60 0
2023年5月8日[注釈 4] 28 59 1
2023年6月7日[注釈 5] 29 60 0
最新比率 51.7% 48.3%

2023-2025年の議員一覧

詳細は「選挙区別のアリゾナ州下院および上院議員の一覧 (2023年-2033年)(英語版)」を参照
選挙区 画像 名前 政党 居住地 初当選年
1(英語版) クアン・グエン(英語版) 共和 プレスコット 2020
セリーナ・ブリス(英語版) 共和 プレスコット 2022
2(英語版) ジュディ・シュヴィーバート(英語版) 民主 フェニックス 2020
ジャスティン・ウィルメス(英語版) 共和 フェニックス 2020
3(英語版) ジョセフ・チャプリック(英語版) 共和 スコッツデール 2020
アレクサンダー・コロディン(英語版) 共和 スコッツデール 2022
4(英語版) マット・グレス(英語版) 共和 フェニックス 2022
ローラ・テレシュ(英語版) 民主 スコッツデール 2022
5(英語版) ジェニファー・ロングドン(英語版) 民主 フェニックス 2018
アーミッシュ・シャー(英語版) 民主 フェニックス 2018
6(英語版) ミーロン・ツォジエ(英語版) 民主 チンル(英語版) 2018
メイ・ペシュラカイ(英語版) 民主 キャメロン(英語版) 2022
7(英語版) デヴィッド・クック(英語版) 共和 グローブ(英語版) 2016
デヴィッド・マーシャル(英語版) 共和 スノーフレーク(英語版) 2022
8(英語版) アシーナ・サルマーン(英語版) 民主 テンピ 2016
メロディ・ヘルナンデス(英語版) 民主 テンピ 2020
9(英語版) ロレナ・オースティン(英語版) 民主 メサ 2022
セス・ブラットマン(英語版) 民主 メサ 2022
10(英語版) ジャスティン・ヒープ(英語版) 共和 メサ 2022
バーバラ・パーカー(英語版) 共和 メサ 2022
11(英語版) マルセリーノ・キニョネス(英語版) 民主 フェニックス 2021†
オスカー・デ・ロス・サントス(英語版) 民主 フェニックス 2022
12(英語版) パトリシア・コントレラス(英語版) 民主 アファチュキー(英語版) 2022
ステイシー・トラヴァース(英語版) 民主 フェニックス 2022
13(英語版) ジェニファー・パウリク(英語版) 民主 チャンドラー 2018
ジュリー・ウィロビー(英語版) 共和 チャンドラー 2023†
14(英語版) トラヴィス・グランサム(英語版) 共和 ギルバート 2016
ラウリン・ヘンドリックス(英語版) 共和 ギルバート 2022
15(英語版) ジャクリーン・パーカー(英語版) 共和 メサ 2020
ニール・カーター(英語版) 共和 サン・タン・バレー(英語版) 2021†
16(英語版) テレサ・マルティネス(英語版) 共和 カーサグランデ(英語版) 2021†
キース・シーマン(英語版) 民主 カーサグランデ(英語版) 2022
17(英語版) レイチェル・ジョーンズ(英語版) 共和 ツーソン 2022
コーリー・マクガー(英語版) 共和 マラナ(英語版) 2022
18(英語版) クリストファー・マティス(英語版) 民主 ツーソン 2021†
ナンシー・グティエレス(英語版) 民主 ツーソン 2022
19(英語版) ゲイル・グリフィン(英語版) 共和 シエラビスタ 2018
ルーペ・ディアス(英語版) 共和 ベンソン(英語版) 2021†
20(英語版) ベティ・ヴィレガス(英語版) 民主 ツーソン 2023†
アルマ・ヘルナンデス(英語版) 民主 ツーソン 2018
21(英語版) コンスエロ・ヘルナンデス(英語版) 民主 サニーサイド(英語版) 2022
ステファニー・スタール・ハミルトン(英語版) 民主 ツーソン 2022
22(英語版) ルーペ・コントレラス(英語版) 民主 キャッション(英語版) 2022
リーザ・サン(英語版) 民主 フェニックス 2022
23(英語版) マリアナ・サンドバル(英語版) 民主 グッドイヤー 2022
ミケーレ・ペーナ(英語版) 共和 ユマ 2022
24(英語版) リディア・ヘルナンデス(英語版) 民主 フェニックス 2022
アナリス・オルティス(英語版) 民主 フェニックス 2022
25(英語版) ティム・ダン(英語版) 共和 ユマ 2018†
マイケル・カーボン(英語版) 共和 バックアイ 2022
26(英語版) セザール・アギラール(英語版) 民主 フェニックス 2022
クアンタ・クルーズ(英語版) 民主 フェニックス 2023†
27(英語版) ケヴィン・ペイン(英語版) 共和 サンシティ 2016
ベン・トマ(英語版) 共和 ピオリア 2017†
28(英語版) デヴィッド・リヴィングストン(英語版) 共和 ピオリア 2022
ビバリー・ピンゲレッリ(英語版) 共和 グレンデール 2020
29(英語版) スティーヴ・モンテネグロ(英語版) 共和 サプライズ 2022
オースティン・スミス(英語版) 共和 ウィットマン(英語版) 2022
30(英語版) レオ・ビアシウッチ(英語版) 共和 レイクハバスシティ 2018
ジョン・ジレット(英語版) 共和 キングマン 2022

†は元々公職に就いていた議員。

下院の過去の構成

詳細は「アリゾナ州の政党勢力(英語版)」を参照

委員会

アリゾナ州下院の常任委員会は以下の通りである:

委員会 委員長 副委員長
歳出 デヴィッド・リヴィングストン(英語版) ジョセフ・チャプリック(英語版)
商業 ジャスティン・ウィルメス(英語版) マイケル・カーボン(英語版)
教育 ビバリー・ピンゲレッリ(英語版) デヴィッド・マーシャル(英語版)
政府 ティム・ダン(英語版) ジョン・ジレット(英語版)
保健・福祉サービス スティーヴ・モンテネグロ(英語版) バーバラ・パーカー(英語版)
司法 クアン・グエン(英語版) セリーナ・ブリス(英語版)
土地・農業・農村地域 ルーペ・ディアス(英語版) ミケーレ・ペーナ(英語版)
軍事・公安 ケヴィン・ペイン(英語版) レイチェル・ジョーンズ(英語版)
地方自治体監督・選挙 ジャクリーン・パーカー(英語版) アレクサンダー・コロディン(英語版)
天然資源・エネルギー・水 ゲイル・グリフィン(英語版) オースティン・スミス(英語版)
薬事 ラウリン・ヘンドリックス(英語版) コーリー・マクガー(英語版)
議事運営 トラヴィス・グランサム(英語版) トラヴィス・グランサム(英語版)
交通・インフラ デヴィッド・クック(英語版) テレサ・マルティネス(英語版)
歳入 ニール・カーター(英語版) ジャスティン・ヒープ(英語版)

脚注

注釈

  1. ^ ワシントン(英語版)ノースダコタ(英語版)アイダホ(英語版)ニュージャージー(英語版)の州下院選挙区はすべてが複数人区となっている。最大で11人を選出する地区があるニューハンプシャー(英語版)という例を除けば、ほとんどの州議会は1人区である。
  2. ^ 共和党のリズ・ハリス(英語版)(第13選挙区)が下院から追放された。[1]
  3. ^ 共和党のジュリー・ウィロビー(英語版)がハリスの後任となった。 [2]
  4. ^ 民主党のフラヴィオ・ブラヴォ(英語版)(第26選挙区)が上院議員に就任するため辞任した。 [3]
  5. ^ 民主党のクアンタ・クルーズ(英語版)がブラヴォの後任となった。 [4]

出典

  1. ^ “Final Legislative Districts – Approved 1/17/12”. azredistricting.org. 2021年4月9日閲覧。
  2. ^ a b “Rules of the Arizona House of Representatives”. azleg.gov. 2016年6月1日閲覧。

関連項目

ウィキポータル
関連ポータルのリンク
  • ウィキポータル アメリカ合衆国
  • ウィキポータル 政治学

外部リンク

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  • 公式ウェブサイト(英語)
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