ウィリアム・ギャス

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ウィリアム・ギャス(William Gass、1924年7月30日 - 2017年12月6日)は、アメリカ合衆国小説家評論家

ノースダコタ州ファーゴ生まれ。ケニオン大学卒業後、コーネル大学大学院で学び、博士号を取得する。1943年から1946年まで海軍兵役のため日本に駐在した。のちパデュー大学教授、ワシントン大学教授を務めた。1977年再来日し講演を行った。純粋芸術として、小説の形式と言語はどうあるべきかの問題を、理論と実践を通して追求し、作品には「オーメンセッターの幸運」(1966年)、実験小説の極致極地である「ウィリー・マスターズの孤独な妻」(1971年)などのほかに、評論集「小説とさまざまな人生比喩」(1971年)などがある[1]

同じアメリカの作家、ウィリアム・ギャディスとは、年齢も近く名前も似ており、またともに寡作で前衛的な作風である。「ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー」は、ギャディスの作品「カーペンター・ゴシック」の刊行時に、編集者推薦コーナーで「ギャスの作品」として誤って掲載したことがあった[2]

日本語訳

脚注

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  1. ^ 20世紀西洋人名事典
  2. ^ 青山南『小説はゴシップが楽しい』(晶文社)P.94
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