ウィンザー (イングランド)

ウィンザー
Windsor
イングランドの旗
ウィンザー城とテムズ川
ウィンザー城とテムズ川
位置
ウィンザーの位置の位置図
ウィンザーの位置
座標 : 北緯51度29分 西経00度37分 / 北緯51.483度 西経0.617度 / 51.483; -0.617
行政
イギリスの旗 イギリス
 連合王国 イングランドの旗イングランド
 リージョン サウス・イースト・イングランド
 カウンティ バークシャー
 タウン ウィンザー
人口
人口 (2001年現在)
  タウン域 26,885人
その他
等時帯 西ヨーロッパ時間 (UTC+0)
夏時間 西ヨーロッパ夏時間 (UTC+1)
郵便番号 SL4
市外局番 01753

ウィンザー(Windsor)は、イギリスイングランド南東部、ロンドン西郊バークシャーに属するタウン。西隣のメイデンヘッドと共にウィンザー・メイデンヘッド王室特別区(Royal Borough of Windsor and Maidenhead)という独立行政区を構成している[1]

ウィンザー城の所在地として有名。城は丘の上にあり、そのふもとをテムズ川が流れ、川の対岸には名門校イートン・カレッジが位置する。 ロンドンチャリング・クロスから34kmの位置にあり、鉄道で1時間ほどなので毎年多くの観光客が訪れている。

歴史

ウィンザー城

11世紀のウィリアム1世がこの地に木造のモット・アンド・ベーリー形式の砦を築いたのが始まりで、その後何世紀にもわたって建て替えられてきた。城内はロウァー、ミドル、アッパーの3つのウォードと呼ばれる部分に分かれている。ウィリアム1世の砦は現在のウィンザー城のミドル・ウォード、円形の塔の部分に建てられたものであった。

ヘンリー2世は木製の防壁を石造りにし、また初めて石造りのキープ(城の心臓部となる、中央の塔)を建設した。ヘンリー3世によって建設された西部の防壁はその一部が現在にも残っており、現存するこの城の最古のものである。1350年より、城はエドワード3世によって一部を残して取り壊され、新しいものに再建された。またその後も建物が追加、改修されていった。

交通

ウィンザーにはウィンザー・アンド・イートン・セントラル(Windsor and Eton Central)駅とウィンザー・アンド・イートン・リバーサイド(Windsor and Eton Riverside)駅の2つの駅がある。 ロンドン中心から鉄道を利用した場合、それぞれの駅への主なルート2つは次の通り。

観光

人口3万人の小さな街ではあるが、ウィンザー城などを目当て年間約700万人の観光客が訪れる[2]。 また、主なテーマパークとして、レゴランドが所在する。

姉妹都市

関係者

出身者

詳細は「Category:ウィンザー出身の人物」を参照

王室関係

居住その他ゆかりある人物

  • ジョン・チャーチル (初代マールバラ公) - 1722年に同地のウィンザー・ロッジ(en)で死去

脚注

  1. ^ 他の3つの王室特別区は、キングストン・アポン・テムズ区ケンジントン・アンド・チェルシー区グリニッジ区
  2. ^ 英ヘンリー王子挙式予定の町でホームレス取り締まり、物議醸す AFP(2018年1月6日)2018年1月11日閲覧

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ウィンザー (イングランド)に関連するカテゴリがあります。
  • The Royal Borough of Windsor and Maidenhead website
  • Windsor Berkshire Website
  • Windsor Tourist Information
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