ク・バウ

ク・バウKu-Bau、クババとも)は、古代メソポタミアキシュ第3王朝の伝説的な女王である。

ク・バウに関する説話

シュメール王名表によれば彼女はキシュ第3王朝のただ一人の王であり、100年間にわたって在位したという。ク・バウは娼婦から王妃へと成り上がり、遂にはキシュの実権を握り女王に即位したと伝えられる。古代メソポタミアにおいて実権を握ったと伝えられる女性はサム・ラマトナキア(ザクトゥ)などがいるが、正式に王として即位した女性としては彼女が唯一の存在である。

しかし、実在の人物であるのかどうなのか、はっきりしたことは何もわかっていない。キシュ第4王朝のプズル・シンの母であるとされる。また、一説ではウル・ザババの母でもある。

ク・バウを扱った作品

  • Web小説『白銀少女戦記』[1]

脚注

  1. ^ “『白銀少女戦記。~TUEEEスキルで乙女無双!!~ シリーズ』”. 2017年11月11日閲覧。

関連項目

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