ジャンルカ・ラパドゥーラ

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はラパドゥーラ第二姓(母方の姓)はバルガスです。
ジャンルカ・ラパドゥーラ
名前
本名 ジャンルカ・ラパドゥーラ・バルガス
Gianluca Lapadula Vargas
ラテン文字 Gianluca Lapadula
基本情報
国籍 ペルーの旗 ペルー
イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1990-02-07) 1990年2月7日(34歳)
出身地 トリノ
身長 178cm
体重 68kg
選手情報
在籍チーム イタリアの旗 カリアリ・カルチョ
ポジション FW
背番号 9
利き足 左足
ユース
1996-2004 イタリアの旗 ユヴェントス
2004-2006 イタリアの旗 リヴォリ
2006-2007 イタリアの旗 トレヴィーゾ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007-2008 イタリアの旗 プロ・ヴェルチェッリ 4 (0)
2008-2009 イタリアの旗 イヴレーア 18 (0)
2009-2015 イタリアの旗 パルマ 0 (0)
2010-2011 イタリアの旗 アトレティコ・ローマ (loan) 0 (0)
2011 イタリアの旗 ラヴェンナ (loan) 6 (1)
2011-2012 サンマリノの旗 サンマリノ (loan) 35 (24)
2012-2013 イタリアの旗 チェゼーナ (loan) 9 (0)
2013 イタリアの旗 フロジノーネ (loan) 6 (0)
2013-2014 スロベニアの旗 ゴリツァ (loan) 28 (11)
2014-2015 イタリアの旗 テーラモ (loan) 38 (21)
2015-2016 イタリアの旗 ペスカーラ 40 (27)
2016-2018 イタリアの旗 ミラン 27 (8)
2017-2018 イタリアの旗 ジェノア (loan) 28 (6)
2018-2020 イタリアの旗 ジェノア 8 (1)
2019-2020 イタリアの旗 レッチェ(loan) 25 (11)
2020-2022 イタリアの旗 ベネヴェント 61 (21)
2022- イタリアの旗カリアリ 41 (25)
代表歴2
2017 イタリアの旗 イタリアB 1 (3)
2020- ペルーの旗 ペルー 21 (6)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年6月22日現在。
2. 2021年6月24日現在。
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj

ジャンルカ・ラパドゥーラ・バルガスGianluca Lapadula Vargas, 1990年2月7日 - )は、イタリアトリノ県トリノ出身のサッカー選手カリアリ・カルチョ所属。ポジションはFW。母親はペルー人[1]

経歴

キャリア初期

1996年に地元・トリノのクラブであるユヴェントスの下部組織に入団。地元クラブの下部組織を経て、2006年にトレヴィーゾの下部組織に移籍[2]。翌2007年にプロ・ヴェルチェッリとプロ契約を結んだが、1年で放出された。

レンタル生活

2009年にパルマに移籍。パルマでは在籍6年間で7度のレンタル移籍を経験したが、出場機会は一度も訪れなかった。

2011年にレンタルで加入したイタリア4部サンマリノで、35試合24得点を記録。プロ生活4年目にして初めてシーズンフル稼働を経験した。サンマリノでの活躍が評価され、2012年にセリエBのチェゼーナへレンタル移籍したが、無得点でシーズンを終えた。2013年にスロベニアNDゴリツァへレンタル移籍し、初の国外移籍ながらも11得点を挙げた。

2014年にイタリア3部テーラモへレンタル移籍。38試合21得点を記録し、クラブの1位フィニッシュに大きく貢献したが、テーラモの八百長問題が発覚したため、セリエBへ昇格することはできなかった。

ペスカーラ

2015年7月11日、セリエBのデルフィーノ・ペスカーラへ完全移籍[3]マッシモ・オッド監督の下で、シーズンを通して好調を維持。キャリアハイとなる30得点を叩きだし、セリエB得点王に輝いた。

ミラン

ペスカーラでの活躍を受け、古巣でもあるセリエA王者のユヴェントス[4]や、プレミアリーグ王者のレスター・シティ[5]が興味を示しているとの報道もあったが、2016年6月24日にACミランへの移籍が決定した[6]。また、ミラン入団時は背番号10を希望していたが、本田圭佑に譲られることなく、空きが無かったため背番号9となった。2016年8月27日のSSCナポリ戦でセリエA初出場を果たし、11月6日のパレルモ戦でセリエA初得点を記録した。

ジェノア

2017年7月18日、ジェノアCFCへ買取義務付きのレンタルで移籍。レンタル料は200万ユーロで買取時に1100万ユーロが支払われる[7]

代表歴

2016年11月に2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選を戦うイタリア代表に選出されたが、出場はなかった[8]。2017年5月31日、若手主体で編成されたイタリア代表のBチームに選出され、サンマリノとのテストマッチに出場、ハットトリックを決めた[9]

2020年10月30日、母親の国籍を行使してペルー代表に選出[8]。11月14日の2022 FIFAワールドカップ・南米予選チリ戦でペルー代表初出場した[10]。2021年にはコパ・アメリカ2021の代表メンバーにも選出。6月23日のグループリーグのエクアドル戦で、ペルー代表初ゴールを決めた[11]

所属クラブ

イタリアの旗 アトレティコ・ローマFC (loan) 2010-2011
イタリアの旗 ラヴェンナFC (loan) 2011
サンマリノの旗 サンマリノ・カルチョ (loan) 2011-2012
イタリアの旗 ACチェゼーナ (loan) 2012-2013
イタリアの旗 フロジノーネ・カルチョ (loan) 2013
スロベニアの旗 NDゴリツァ (loan) 2013-2014
イタリアの旗 SSテーラモ・カルチョ (loan) 2014-2015
イタリアの旗 ジェノアCFC (loan) 2017-2018
イタリアの旗 USレッチェ (loan) 2019-2020

タイトル

クラブ

NDゴリツァ
ACミラン

個人

  • レガ・プロジローネA得点王 : 2014-15
  • セリエB得点王 : 2015-16

脚注

  1. ^ イタリア代表を選んでいなければ…W杯に行けた選手たちが話題に - Qoly.jp 2017年11月17日
  2. ^ DEPOSITO CONTRATTI 06-07 - Lega Calcio 2006年9月5日
  3. ^ Gianluca Lapadula in biancazzurro - Delfino Pescara 1936 2015年7月11日
  4. ^ ユヴェントス行きが噂されるラパドゥーラ、「来季のチームは分からない」 - Goal.com 2016年4月28日
  5. ^ セリエB得点王、レスター移籍を希望? 「バーディーとのコンビはダイナマイト」 - Goal.com 2016年5月18日
  6. ^ ミランが前線補強 レスターらとの争奪戦を制してセリエB得点王を獲得 - Goal.com 2016年6月25日
  7. ^ ジェノアがミランからラパドゥーラを獲得…買取り義務付きのレンタルで - サッカーキング 2017年7月19日
  8. ^ a b イタリア産ストライカー、ペルーの土を踏まないままペルー代表入り - footballista 2020年11月1日
  9. ^ 代表デビュー戦でハットトリックのラパドゥーラ「自分にとって重要な試合だった」 - サッカーキング 2017年6月1日
  10. ^ “CHILE VS. PERU 2 - 0”. Socoerway (2020年11月14日). 2020年11月16日閲覧。
  11. ^ “前半に2点を取ったエクアドルは勝ち点3を取りこぼす ペルーが追いついて3位をキープ”. Goleador (2021年6月23日). 2021年6月24日閲覧。

外部リンク

  • ジャンルカ・ラパドゥーラ - Soccerwayによる個人成績
  • transfermarkt
カリアリ・カルチョ - 現所属メンバー
ペルー代表 - 出場大会
ペルー代表 - コパ・アメリカ2021 第4位
ペルーの旗