スズキ・グランドエスクード

曖昧さ回避 この項目では、1997年から2005年まで日本で販売されていたスズキ・グランドエスクードについて説明しています。2022年7月にインドで発表された2代目モデルについては「3代目スズキ・グランドビターラ」をご覧ください。
スズキ・グランドエスクード
TX92W型
グランドエスクード 後期型
L-エディション
北米向けXL-7
概要
別名 スズキ・XL-7(初代)
スズキ・グランドビターラXL-7
販売期間 2000年12月 - 2005年5月[1]
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 パートタイム4WD
パワートレイン
エンジン H27A型 V6DOHC
2736cc 184ps/6,000rpm 25.5 kg-m/3,000rpm
変速機 5MT / 4AT
前:マクファーソンストラット
後:5リンクリジッド
前:マクファーソンストラット
後:5リンクリジッド
車両寸法
ホイールベース 2,800mm
全長 4,640mm
全幅 1,780mm
全高 1,740mm
車両重量 1,680kg
その他
生産台数 不明[2]
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グランドエスクードGRAND ESCUDO)は、かつてスズキが製造販売していた大型SUV。海外ではGrand Vitara XL-7またはXL-7として販売されていた。

概要

1997年から発売された2代目エスクードをベースに、2000年12月にV型6気筒2,700ccガソリンエンジンを搭載して発売された。エスクードの5ドアボディより全長が485mm長く、3列・7人乗りである。北米ではXL-7を名乗り、1998年に発売。

日本では2005年のエスクードのフルモデルチェンジに際しモデル消滅となり、3列シートSUV市場から撤退というかたちになった。

2005年のデトロイト・モーターショーに出展された「コンセプトX」の市販モデルが次期XL-7として投入され、2006年ニューヨーク国際自動車ショーで世界初公開された。このXL-7はGMシータ・プラットフォームを採用し、5m強の全長を持つ3列シートでV型6気筒3,600ccエンジンを搭載する。生産はプラットフォームを共有するシボレー・エキノックスなどと同様、カナダCAMIオートモーティブで行われていた。

初代 TX92W型 (2000年-2005年)

1998年、北米市場で発売開始(XL-7)。

2000年12月、国内で販売開始。

2002年1月9日にファッションデザイナー山本寛斎が外観、内装をファッショナブルにアレンジした特別仕様車、グランドエスクード「KANSAI」を設定。
インテリアでは、山本寛斎デザインの専用シート表皮&ドアトリムクロス、本革巻きステアリングホイール&ATシフトノブおよびトランスファーレバー、それにインパネガーニッシュ、センターコンソール、フロアコンソールガーニッシュに木目調を採用した。2DINサイズのCD/MDステレオを採用。

2002年6月25日に特別限定車「ヘリー・ハンセン リミテッド」を設定。
専用のフロントバンパー(フォグランプ付)、フロントグリル、ヘッドランプガーニッシュ、サイドステップ、リヤアンダーガーニッシュ、スペアタイヤハウジング(ロゴ入り)等を採用し、力強いイメージの外観とした。
内装は、撥水加工処理を施した専用ファブリックシート表皮、 専用スピーカーを採用したMD/CDステレオ(DSP機構付)、文字盤面を白色とした専用メーターパネル、黒色本革巻ステアリングホイール、シフトノブおよびトランスファーレバーを採用。 (限定500台)

2002年11月、一部改良。インパネのデザインを変更。

2003年6月、マイナーチェンジ。フロントマスクのデザインを一新。

2004年5月20日 に特別仕様車「グランドエスクード L‐エディション」を設定。
特長は、本革シート表皮と人工皮革のドアトリム表皮を採用した質感の高い内装、また、黒木目調パネル(インストルメントパネル、シフトコンソール、前パワーウインドースイッチベゼル、トランスファーレバー、シフトノブ) 、本革巻ステアリングホイール、メッキドアハンドル(内側)を採用。

2005年4月[3]に生産終了。5月にエスクードのフルモデルチェンジにより、モデル廃止。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第38号23ページより。
  2. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第38号23ページより。
  3. ^ “グランドエスクード(スズキ)のカタログ”. リクルート株式会社 (2020年2月1日). 2020年2月1日閲覧。

関連項目

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