含銅-鉄泉

含銅-鉄泉(がんどう-てつせん)は、掲示用泉質名に基づく温泉泉質の一種。特殊成分を含む療養泉に分類される。

概要

湧出後の酸化により、温泉黄色赤色赤湯)を示すのが特徴。炭酸水素塩系のものと硫酸塩系のものが存在する。

泉質の定義

温泉1kg中にイオン (Cu2+) を1mg以上含有する鉄泉

新旧泉質名

含銅-鉄泉の分類は、他の成分の含有量によって多岐に分かれる。そのため、以下には新旧泉質名の一例を記す。

新旧泉質名の対応[1]
旧泉質名 新泉質名 略記泉質名
含銅・酸性緑礬泉 酸性-含銅・鉄(II)-硫酸塩泉 酸性・含Cu・Fe(II)-SO4

効能

効能はその効果を万人に保証するものではない

泉質に基づく効能として、以下が挙げられる。

脚注

  1. ^ “参考資料2新旧泉質名対照” (PDF). 環境省自然環境局自然環境整備課温泉地保護利用推進室. 2018年3月26日閲覧。

外部リンク

関連項目

用語
温泉地の地図記号
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療養泉の泉質
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関連人物
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外部リンク
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