布薩

布薩(ふさつ、: Uposatha(ウポーサタ)[1]: Upavasatha(ウパヴァサタ)[1]Poṣadha (ポーシャダ)[2])とは、仏教において、僧伽(僧団)に所属する出家修行者(比丘比丘尼)達が、月2回、新月と満月の日(15日・30日)に集まり[3]具足戒波羅提木叉)の戒本を読み上げ、抵触していないか確認、反省・懺悔する儀式。戒律が実践されているか確認するために必ず出席しなければならず、無断欠席は許されない[2]

在家信者においては、毎月の六斎日(8日・14日・15日・23日・29日・30日)に、通常の五戒から八斎戒と、より厳しい戒律を守ることを言う[4][5]

出典

  1. ^ a b 「布薩」 - ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、2014年、Britannica Japan。
  2. ^ a b 平川彰「布薩」 - 日本大百科全書(ニッポニカ)、小学館。
  3. ^ 布薩とは - 世界大百科事典/コトバンク
  4. ^ 布薩とは - 大辞林/コトバンク
  5. ^ 布薩とは - デジタル大辞泉/コトバンク

関連項目

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