扛上

電気回路

扛上(こうじょう)とは継電器が動作し、電磁石に電流が流れ接点が閉じた状態を言う。かつて継電器の動作が重力により復帰し接点が解放される(落下)ものであったため、慣習的に鉄道信号や軌道回路の分野では、接点が閉じ閉回路を構成した状態を慣習的に扛上と呼んでいる。

土木・建築

水平面から位置を引き上げることを慣習的に扛上と呼んでいる。コンクリート打設や重量物の上げ下ろし[1]、鉄道のレールに関する作業[2]等でその用例が見られる。

脚注

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  1. ^ 『クサビの原理を用いたジャッキ「トライアップシステム」』。IHI技報 Vol.50 No.3 (2010) pp.44-45。2019年9月17日閲覧 (PDF)
  2. ^ 『軌きょう扛上装置の開発』土木学会第58回年次学術講演会(2003年9月)。四国開発建設(株) 井上 幸二。2019年9月17日閲覧 (PDF)

関連項目

ジャッキ

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