日本AV全史

著者

発行日

2023年2月3日

発行元

ケンエレブックス

ジャンル

国

言語

日本語

ページ数

440

コード

ISBN 978-4910315225

[

ウィキデータ項目を編集 ]

テンプレートを表示

『日本AV全史』（にっぽんエーブイぜんし）は、安田理央によって著された2023年の書籍^[1]。アダルトビデオの歴史を主題としている。

背景

元々2021年までの歴史をまとめた書籍だったが、2022年にAV出演被害防止・救済法が施行されたことによって加筆された^[2]。

1981年から40年間のアダルトビデオの歴史をマクロ的な視点で解説しており、女性が男性向けのAVを見ていることも言及している^[3]。巻末には年表も収録されている^[4]。

装丁にも気を配っており、内部にパラパラマンガがある^[2]。

政治学者の佐藤信は、「大学に所属する研究者で、この本のテーマをこれだけの密度で研究することは極めて困難」と評し、「猥雑さを不可視化しようとする現代に、この本を得たことを喜びたい」と述べた^[5]。

^ “「自分だけは性欲はなくならないと思っていたのに…」チョコボール向井、カンパニー松尾らアダルト業界のレジェンドたちが打ち明ける50代「性欲の壁」”. 集英社 (2023年6月16日). 2023年9月2日閲覧。
^ ^a ^b “アダルトメディア研究家が語る、AV誕生40年目で「マニアジャンルが消える」理由とは？”. 扶桑社 (2023年3月16日). 2023年9月2日閲覧。
^ “アダルトメディア研究家が語る、「オカズだったAVが、“AI”に代わる未来」とは？”. 扶桑社 (2023年3月17日). 2023年9月2日閲覧。
^ “アダルトメディアの歴史をたどる『日本AV全史』発売　安田理央作品が記念セールで50％OFFに”. 太田出版 (2023年2月3日). 2023年9月2日閲覧。
^ 佐藤信『週刊東洋経済2023年4月8日号』東洋経済新報社、2023年4月3日、84頁。