皇帝にして国王陛下

皇帝にして国王陛下英語: Imperial and Royal Majesty)は、皇帝および国王を兼位している者に対する敬称である。

概要

歴史上で皇帝が国王を兼位している場合に用いられ、主にハンガリー国王を兼位していたオーストリア皇帝や、プロイセン国王を兼位していたドイツ皇帝に対して使われていた。現在では皇帝に当たる君主が天皇しかおらず、兼位する王位がないため、既に使われない敬称となっている。

歴史上の例

関連項目

皇族王族君主に対して用いられる敬称
君主に対して
  • 皇帝にして国王陛下 (HI&RM)
  • 皇帝陛下 (HIM)
  • 国王陛下 (HRM)
  • 使徒陛下 (HAM)
  • カトリック両王陛下
  • カトリック王陛下 (HCM)
  • 至高のキリスト教陛下 (HMCM)
  • 最も忠実なる陛下 (HFM)
  • 信仰の擁護者 (FD)
  • イギリス国王陛下 (HBM)
  • 最も優れた陛下
  • 最も慈悲深き陛下
  • 陛下 (HM)
  • 猊下 (HG)
  • 王子殿下 (HRH)
  • 高貴なる殿下 (HEH)
  • 殿下 (HH)
  • 枢機卿猊下 (HMEH)
  • 大公殿下 (HSH)
  • 輝かしい殿下 (HIll.H)
Imperial Crown of Austria
君主以外の
皇族や王族に対して
  • 皇子にして王子殿下 (HI&RH)
  • 皇子殿下 (HIH)
  • 王子殿下 (HRH)
  • 大公子殿下 (HGDH)
  • 殿下 (HH)
  • 公子殿下 (HDSH)
  • 公子殿下 (HSH)
  • 猊下 (HG)
  • 閣下 (HE)