石田新太郎とシティライツ

石田新太郎とシティライツ
出身地 日本の旗 日本
ジャンル カントリー・ミュージック
活動期間 1968年 -
レーベル
事務所 シティライツ音楽事務所
公式サイト http://www.jah.ne.jp/~networld/
メンバー

石田新太郎とシティライツ(いしだしんたろうとシティライツ)は日本のカントリー・ミュージック・バンド[1]

ペダル・スティール・ギター奏者である石田新太郎がリーダーの1960年代後半から継続しているカントリー・ミュージックバンド[2]

当初、いろいろな歌手をボーカルに活動していたが、1990年代以降、長女の石田美也がボーカルを担当し、米軍基地や都内中心のライブ等の他に、江東区共催「ティアラこうとう」コンサートを1996年からスタートさせ現在まで7500人以上の観客動員の長寿コンサートを継続中。日本のルーツミュージックの演奏者の魅力を発信し、国際化につながるレガシーを創出する事業として認定も受けた日本を代表するコンサートの一つである。

沿革

1967年、石田新太郎がシティライツを結成。1970・1980年代にテレビやラジオ、ステージで活動。来日したタニヤ・タッカーやチャーリー・プライドなど本場のカントリー歌手の伴奏も数多く行う。

1971年、第3回全日本フォークジャンボリー(中津川フォークジャンボリー)にシティ・ライツで出演(メインステージ、フォークステージの両方で出演。「唄の市」アルバムにも収録されている)[3]。小坂一也、寺本圭一、ジミー時田、石田新太郎 / オールド・ボーイ (FOR LIFE FLL-5002、1976)

1975年、紅白歌合戦にはチェリッシュの伴奏で出場。加山雄三高木麻早の全国ツアーにも参加。

1981年、石田新太郎が寺内タケシとブルージーンズのワールドツアー参加。

1992年、第二期シティライツ、娘の石田美也がボーカルを担当。テレビ、ラジオ等出演の他、江東区のコンサート開始、現在まで25年以上継続。

2020年、アルバム『THE CITYLITES』に収録されている「Jolene(Cover)」がスロベニアで配信1位(2023年)、ウガンダ、オランダ、スペイン、バーレーン、フランス、ポーランドにもそれぞれチャートインしている。

2021年、石田新太郎スチールギターアルバム「Pedal Steel Country Rock」(Grand Ole Opry:Kerry Marx推薦)米国日本同時発売。

1960年代より継続している日本のカントリー・ミュージックバンド[4]の中で唯一プロ団体として継続しているバンド。

石田新太郎

ジミー時田とマウンテン・プレイボーイズスティール・ギターで参加。ジミーの渡米でバンドが休止したため、自身のバンド「シティライツ」を結成。

スタジオ・ミュージシャンとしてカントリー・ミュージックの他、フォークポップスのアルバム(山口百恵浜田省吾、海援隊、西岡たかし、六文銭、高田みづえアグネス・チャン小坂一也ビリーバンバンかまやつひろし中島みゆき堀内孝雄高木麻早高木ブー広瀬香美等)に参加。

1981年より寺内タケシとブルージーンズに参加、アルバム参加、テラオン株式会社社長業兼任(〜2018年)

2019年よりシティライツ音楽事務所設立、カントリー・ミュージックを中心としたプロデュース等を行う(高橋和也主演2014年ハンク・ウィリアムズ物語、等)。

ディスコグラフィー

  • 最強ウエスタン峠の我が家~北風
  • KIEYO sings country favorites/尾崎紀世彦 演奏:シティライツ(1973年
  • 幻の大リサイタル/土居まさる 演奏:シティライツ(1974年
  • 「唄の市 第一集」(A-2)今旅に出るよ(シティ・ライツ)
  • 亜米利加演歌(LP)コロムビア CD-7133(1975年
  • 亜米利加演歌(LP)シティライツ/自然に帰る RS-1123
  • V.A. / 日本のウエスタン歌手たち: 進駐軍華やかなりし頃 (日本ビクター SPX-1034)(1976年
  • カントリー&ウエスタン名曲集(LP)
  • なんとかやらなくちゃ(EP)
  • 小坂一也、寺本圭一、ジミー時田、石田新太郎 / オールド・ボーイ(フォーライフ・レコード FLL-5002)(1976年)
  • ウエスタンスペシャル"石田新太郎&シティライツベスト1" (テラオン TRPCD-0601)(2005年
  • ウエスタンスペシャルII"石田新太郎&シティライツカントリー名曲集" (テラオン TRPCD-0603)(2009年
  • TOKYO/NASHVILLE 石田新太郎ペダルスチール演奏アルバム(Citylites Record CLCD-0202)(2010年
  • Music Box Dancer 素晴らしきスチールギターの世界「愛のオルゴール」(Citylites Record)(2014年
  • THE CITYLITES(Citylites Record)(2020年
  • Pedal Steel Country Rock(Citylites Record)(2021年
  • THE ROUTES(Citylites Record)(2022年

配信限定シングル

  • Faded Love(Cover)(Bob Wills)(2021年)
  • You Ain't Goin' Nowhere(Cover)(DYLAN BOB)(2021年)
  • Teach Your Children(Cover)(Graham William Nash)(2022年)
  • 鹿児島小原節(Cover)(編曲:石田新太郎)(2023年)
  • 虹の彼方へ Over The Rainbow(Cover)(ARLEN HAROLD)(2024年)

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ “石田新太郎とシティライツ”. 一般社団法人日本ポピュラー音楽協会. 2023年4月7日閲覧。
  2. ^ 石田新太郎とシティライツ --- Armadillo 演者紹介
  3. ^ 第3回フォークジャンボリー出演者
  4. ^ “東京における米軍基地とカントリー音楽”. Occupied Japan and Country Music : Establishment of Nashville Sound by Japanese Performers in Tokyoʼs U.S. Military Base Camp (コミュニケーション科学 = The Journal of Communication Studies). 2023年7月7日閲覧。

外部リンク

  • 石田新太郎とシティライツ
  • 石田新太郎ディスコグラフィー
  • Shintaro Ishida and The Citylites/
  • Miya Ishida(石田美也)/
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