茶木太樹

茶木太樹
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 兵庫県
生年月日 (1983-10-01) 1983年10月1日(40歳)
所属団体 JRA
初免許年 2020年
経歴
所属 池添兼雄(2008年 - 2019年)
栗東T.C(2021年開業 - )
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茶木 太樹(ちゃき たいき、1983年10月1日 - )は日本中央競馬会 (JRA) ・栗東トレーニングセンターに所属している調教師。元調教助手、元厩務員

来歴

兵庫県姫路市出身。ゲームダービースタリオン」で競馬に興味を持ち、中学生時代は阪神競馬場に足しげく通う[1]。高校卒業後に西村牧場、ヤマダステーブルなどに勤務し、イギリスジェームズ・ファンショー(英語版)厩舎への留学も経験[1]2007年9月にJRA競馬学校厩務員課程に入学する。

2008年5月に栗東・池添兼雄厩舎で厩務員となり、同年7月には調教助手となる。2019年12月、8回目の受験で調教師試験に合格[2]し、2020年に調教師免許を取得後は、安田隆行厩舎などで技術調教師を務め12月にはダノンスマッシュ香港スプリントへの遠征にも参加[1][3]

2021年3月に開業。3月6日、阪神8R・4歳以上2勝クラスでベストクィーンが管理馬の初出走で8着。5月1日阪神4R・障害4歳以上未勝利をスズカフューラーで延36頭目にして初勝利を挙げる。

調教師成績

日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 2021年3月6日 1回阪神7日8R 4歳以上2勝クラス ベストクィーン 8頭 6 8着
初勝利 2021年5月1日 2回阪神11日4R 障害4歳以上未勝利 スズカフューラー 11頭 1 1着
重賞初出走 2021年9月5日 4回小倉8日11R 小倉2歳ステークス ショウナンマッハ 10頭 1 7着
重賞初勝利
GI初出走 2024年4月7日 2回阪神6日11R 桜花賞 ライトバック 18頭 7 3着
GI初勝利

主な管理馬

エピソード

  • 桜花賞が「いちばん好きで、いちばん勝ちたいレース」と調教師試験合格時に語るほど好きなレース。中学生時代は「ワクワクしてレース前日は眠れなかったぐらい」というほど魅了されていた。記憶に残るのは競馬雑誌のPOG企画で指名していた2000年チアズグレイスで、ゴール前では声をからすほど応援した[1]
  • 重賞初挑戦となった2021年9月5日の小倉2歳ステークスに出走したショウナンマッハはオーナーの国本哲秀が池添兼雄厩舎に馬を預けており、そこで助手をしていた縁で開業する時に数頭預け入れた中に、セリで買ったショウナンマッハもいた。その時に『この馬で厩舎の名前を高めて成功のきっかけにしてほしい』と言ってもらう[3]

脚注

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  1. ^ a b c d “【桜花賞】開業4年目でG1初挑戦の茶木太樹調教師「いちばん好きで、いちばん勝ちたいレース」”. 馬トク. 報知新聞社 (2024年4月5日). 2024年4月5日閲覧。
  2. ^ 花岡貴子「【JRA】令和2年度新規調教師合格発表、合格の四位騎手「日本ダービーを獲れるような馬づくりを」」『netkeiba.com』、2019年12月5日。2024年4月26日閲覧。
  3. ^ a b “昨年3月開業の茶木太樹師は年明け3週間で4勝をマークし昨年の10勝に迫る【競馬の話をしよう。】:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2024年4月5日閲覧。

関連項目