6,7-メチレンジオキシ-2-アミノテトラリン

6,7-メチレンジオキシ-2-アミノテトラリン
IUPAC命名法による物質名
  • 5,6,7,8-tetrahydrobenzo[f][1,3]benzodioxol-7-amine
臨床データ
法的規制
  • Uncontrolled
投与経路 Oral
識別
CAS番号
101625-35-8 (自由塩基)
33446-21-8 (塩化水素塩)
ATCコード none
PubChem CID: 36483
ChemSpider 33531
化学的データ
化学式C11H13NO2
分子量191.223 g/mol
  • C3Cc1cc2OCOc2cc1CC3N
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6,7-メチレンジオキシ-2-アミノテトラリンまたはMDATは、パデュー大学デヴィッド・E・ニコルズらによって開発された薬剤である[1]。ネズミを用いてこれをメチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA)と比較した実験によると、セロトニン放出薬(英語版)として作用することが示されている。この実験では、機能ではこれを代替したが、セロトニン性の神経毒性は示されなかった[1]。従って、MDATは、非神経毒性の、ヒトにとってエンタクトゲン(英語版)になりうる物質であると考えられている。

関連項目

出典

  1. ^ a b Nichols DE, Brewster WK, Johnson MP, Oberlender R, Riggs RM (February 1990). “Nonneurotoxic tetralin and indan analogues of 3,4-(methylenedioxy)amphetamine (MDA)”. Journal of Medicinal Chemistry 33 (2): 703–10. doi:10.1021/jm00164a037. PMID 1967651.