Ntrip
Ntripはインターネットを介してディファレンシャルGPS(DGPS)データを配信するためのプロトコルであり、「The Networked Transport of RTCM via Internet Protocol」の頭文字をとったものである。仕様は、RTCM(英語版)によって公表されている[1]。Ntripは、 Hypertext Transfer Protocol HTTP / 1.1に基づく一般的なステートレス・プロトコルで、 GNSSデータストリーム用に拡張がされている[2]。
Ntripは、ドイツ地図測地測地局(BKG)およびドルトムント大学コンピュータサイエンス学科によって開発された。 Ntripは2004年9月に「インターネットプロトコル(Ntrip)によるRTCMのネットワーク化転送のためのRTCM推奨規格、バージョン1.0」としてリリースされた。 このプロトコルの最新のバージョンは、2011年6月28日改訂1のバージョン2.0である。
Ntripはオープンスタンダードのプロトコルで、 プロトコルはBKGから自由にダウンロードすることができ、 software.rtcm-ntrip.orgに、入手可能なオープンソース実装がある 。
電子基準点から得られた補正データをリアルタイムに配信する際にもNtripが利用されている。
参考文献
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GNSS |
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衛星航法補強 システム |
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DORIS |
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技術 | |||||||
チップセット | |||||||
通信プロトコル |
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デバイス | |||||||
地理情報サービス |
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共同プロジェクト | |||||||
関連項目 |
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