Persistent Uniform Resource Locator

Persistent Uniform Resource Locator(日: 恒久統一資源位置指定子、PURL)とは、Web上の資源を参照する永続的な位置指定子を提供し[1]、統一資源位置指定子の一貫性を保障する仕組みである[2]

来歴

PURLの「公式サイト」の位置指定子は「purl.org」であるが、2019年8月現在、この位置を参照するとarchive.org/services/purlに転送される。

PURL種別

各PURLには行き先及び次に示すステータスコード(PURLでは「PURL種別」と称している)がある[1]

PURLステータスコード
PURL種別 意味 HTTPでの意味
301 対象URLに恒久的に移動した 恒久的に移動した
302 対象URLへの単純な転送 発見した
303 他のURLを参照せよ(意味的Webに用いられる) 他を参照せよ
307 対象URLへの一時的な転送 一時的転送
404 一時的に消滅した 未検出
410 恒久的に消滅した 消滅した

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ a b purl.
  2. ^ a b NDL 2007.
  3. ^ NDL 2016.

参考文献

  • “PURL help” (英語). Internet Archive. 2019年8月30日閲覧。
  • 「OCLC、PURLをオープンソース化」『カレントアウェアネス・ポータル』国立国会図書館、2007年7月12日。2019年8月30日閲覧。
  • 「OCLCのURLの一貫性を保障するサービス“PURL”、今後はInternet Archiveが運用」『カレントアウェアネス・ポータル』国立国会図書館、2016年9月28日。2019年8月30日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • PURL Administration